2013年ヘビ年相場は見事にロケットスタートが決まったロケット
あっという間にカレンダーが一枚終わってしまい今年も残すところあと10ヶ月少々。
みなさま調子はいかがでしょうか・・・・はてなマーク
いままでの停滞はいったい何だったのでしょうかUFO
そんな不安や疑問も吹き飛ばすまさに快進撃の東京マーケット。
金曜日の連続上昇に後押しされた日経平均12週連続上昇記録はストップしてしまったが1月4日のおまけを挟んで13週連続上昇を続けているのはTOPIXラブラブ
さすがに警戒を口にするひとも出だしてきたが、それ以上に強気転換するひとが増えているので期待は膨らむばかりだね。
今週は白川ちゃんの早期退職宣言で思わぬ大幅高があったかと思えばユーロオバケが再び脅しをかけたりで何だか上下に忙しかったけど50億の出来高に何かを感じ取ったおかたも多かったのではなかろうか。
パナ(6752)がストップ高したりスーパーヘビー級の重工(7011)が蝶のように舞って50円高したりと嘗てのディーリング相場を彷彿させた。
そんなことを知っている営業マンはもはや少数派かもしれないけどね。
なにせいまの証券マンは大御所銘柄のコード番号もわからないというから嘆かわしい。
大相場にうれし泣きし、証券マンの無知に思わず涙してしまったなんておっちゃんもいたかもしれない。

そんなこんな相場の立役者はやっぱり安倍ちゃん。
アベノミクスに過度な期待がのっかているのは間違いなさそうだ。
賛否両論賑やかなこの政策も市場は歓迎しているのは紛れもない事実。
期待先行で先走るマーケットに現実は追随できるかどうか。
安倍ちゃんのお手並み拝見といったところ。
世界中が注目している。

1月末NHKで放送された日曜討論がなかなか興味深かった。
安倍ちゃんの家庭教師の浜ちゃんが引っ張り出されていた。


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このじいさんなかなかの人物のようで早期退職を宣言された白川ちゃんも教え子のひとりのようだ。
日銀という組織にすっかりのみこまれてしまった白川ちゃんを歌を忘れたカナリヤのようだと憐れんでいた。
当の白川ちゃんも負けてなかった、おいぼれじいさんのいうことなんか聞くもんか!とばかりに折角の御献本を自分で買わせて頂きますと突き返したというからその穏やかな表情からは想像できないなかなか大胆な行動をとっていたようだ。
任期中にこのようなアグレッシブな政策を断行して頂きたかったけどね。
浜ちゃんも繰り返しその点に触れて日銀の常識は世界の非常識とばかりに攻め立てる。
先端経済学から程遠い行動に苛立ちを露わにする。
バリバリのインフレターゲット論者。
日曜討論ではぼくちゃんの言った通りにマーケットが反応していると終始ご機嫌さんだった。

そんなアホな政策効くわけないとばかりに野口のユッキーが噛みついた。
日銀がじゃぶじゃぶやってもデータでは効果がなかったと言い切る。
経済成長はなかったし雇用も増えなかった、増えたのは日銀の当座預金残高だけであって市中に出回るお金は増えなかった。

多少そういう現象があったかもしれないが株や土地が上がれば担保価値も上がる、日本の銀行は担保主義、余力が増せば貸し出しも増えるさっ!と浜ちゃんも負けてない。
バーナンキちゃんもそういってるよんっ! と迫ったまではよかった。
すこしづつ雲行きが怪しくなってきた。
IMFラガルドのおばちゃんの名前が思い出せなくてガルベスやらガルダスのようなことを口にしたかと思えば、突然ゲホゲホとむせ出してずるずると沈んでいく。
最後はなんだかデスクの上にちょこんと顔がのっかているように見えるほどだった。
日銀総裁候補にもなってるもの凄いじいさんですが何だかとても心配になってしまったのはあっしだけではあるまい・・・・・にひひ

野口のユッキーは極度の心配性のようで財政規律を問題視し長期金利の上昇によりおなかいっぱいに国債を食べまくってしまっている邦銀の体力を心配していた。

日銀の独立性についてはあくまでも手段の独立性が必要であって目標の独立性は政府がもつべきだというところは概ね一致していたであろうか。
その点は安倍ちゃんが瞬時に理解したと高橋洋ちゃんの本に書かれていたのは少々びっくり。
野党に甘んじてぼけっ~っとしていたわけではなさそうだ。

独立性には目標の独立性と手段の独立性があって、日銀には手段の独立性しかない!

浜ちゃんこの高橋洋ちゃんとも仲良しで当然ながら意見も一致する。
これまた日銀フルボッコ本である。


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まぁ、ここでも白川ちゃんいいとこなしといった感じだ。
しかし、もしかしたら白川ちゃんメチャメチャ日本のことを考えていたのかもしれない。
あまりにもみんなが責めるのでそんなことを思ってみた。
彼は民主党のわがままで少しずれて引っ張り出されて総裁となった。
ある意味とんでもない被害者といえなくもない。
浜ちゃんや洋ちゃんのいうようにすれば大変な効果があるのは誰よりも理解している。
なのでここでそれを実行してしまえばどじょう政権の意のままになる恐れがある。
それはまずいと判断しギリギリのところで蛇口を閉めた。
車の運転の仕方もわからない者に鍵を渡すわけにはいかないのだ。
我慢の展開が続いたが漸く安倍ちゃんに政権が移りかくして白川ちゃんの任務は完了した。
インフレターゲット、よかろう!
1%ではなく最低でも2%が必要なのもわかっていたからね。
ひと月ずれた総裁人事も早期退職すれば通常モードに戻すことができる。
どじょう政権の後始末をみごと成し遂げた。
なんてことだったら物凄い。
回顧録の上梓が待たれる。

晋一の矢、晋二の矢はいろいろ意見も割れるところではあるがまずは市場が歓迎していることを素直に評価するとして、問題は晋三の矢である。
やはり成長戦略なくして三本の矢の強さは発揮されないことは確かだ。
この点はさすがにみな意見は一致するもやはり決定打を見いだせてはいない。
この討論会でもこたえは見つけられなかった。
公共投資が着火剤になればいいというのは理解できる。
さてそれを活かすことができるのはいったい何であろうか。
ここに全てがかかっているような気がしてならない。
なんだかんだいっても給料が増えなければ思い切った行動ができないのが庶民。
果たして給料を上げることはできるだろうか。
グローバリゼーションが金科玉条となり辛酸をなめてきたのは他ならぬ先進国の労働者階級だ。
雇用が奪われ運よく残れても給与を激しく削られたりもした。
もし給与水準が保たれているのであればマイルドなデフレは実質所得を確かに上げる効果はあったのかもしれない。
しかしながら実際はどうであろうか、みなが知り感じている通りだ。
ローソンの新浪ちゃんが真っ先に手をあげて踏み込もうとしているのはなかなか凄いね。
果たして多くの企業に波及してくれるであろうか。
借金に苦しみ必死に返済を繰り返した日本企業、いまや100兆円に迫る手元資金を持つとの試算もでるまで体力は回復した。
魅力ある投資機会を創造できなければその資金は結局海外へ流出することになる。
設備投資にまわす勇気もない企業は内部留保もできずに株主に吐き出す。
さらにはグリーン・メーラー気取りのうるさい株主を黙らす為にMBOにより上場廃止を選択する。
まさかそんなことが益々増えるなんて結果にならないことを祈るばかりである。

短命な印象のバイオ関連銘柄が意外に頑張っているのはヒントであろうか。
JPモルガン大量報告でバイオ銘柄にかなり投資していることが判明した。
iPSが日本を変えるのであろうか、はたまたまったく別の何かが・・・・・?



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