2012年の勝負が終了しました。
大納会に年初来高値を付けてくれた。
来年に向けて益々希望の膨らむフィニッシュとなりました。
なんでも大納会の年初来高値は99年以来13年ぶりの珍事とのこと。
為替相場も二年ぶりになるであろうか、86円台後半まで一気に進み輸出企業の株価を力強くアシストしてくれた。
みなさんのパフォーマンスはいかがでしたか・・・・?
それこそこの一ヶ月で一気に挽回しました!
そんな投資家も多いことでしょう。
問題山積の日本の政治経済、手放しで喜べる状況にはとてもありませんがちょっとの間だけ忘れさせてほしい。
そんな少しだけ穏やかな気持ちで年の瀬をむかえることができそうですね。
幸いカレンダーの並びも悪くないのでかなりのんびりできるかもね。

ことしの世相を漢字ひと文字であらわす「今年の漢字」は「金」だったようです。
お坊ちゃんの字が達筆過ぎてとても「金」に見えなかったけどね・・・・にひひ
オリンピックイヤーということもあったし金環日食も盛り上がったね。
業界的には年金問題はちょと悲しい事件でした。
山中ちゃんのノーベル賞受賞もまさに金メダル級の快挙だった。
バイオ関連株に火が付きその勢いが野田ちゃんに飛び火したか「選挙やろうぜ!」と突如の解散宣言。
どじょうだって歴史に名を残すのだ!
このビッグサプライズが眠れる龍を覚醒させた。
押しらしい押しはまったく見られず東京市場は怒涛の快進撃。
最後は国民栄誉賞の沙保里くんにバトンタッチ。
見事に東証大納会の打鐘を高らかに鳴らしてくれた。
相場の世界では 辰巳天井 といわれる。
その先は後からゆっくり考えるとしてまずは来年もかなり強い展開になりそう。
参議院選挙も控えている、消費税もあげなければならない。
安倍ちゃんも日銀も失敗は許されない。
なりふり構わず何でもありで好景気を演出してくるのではなかろうか。
なにせ消費税には景気条項がついている。
突然景気が良くなるわけもないのでムード作りは必須である。
夏場には年末の日経平均は20000円はありうる!なんて予想がでるほどのいけいけムードを演出するくらいの勢いがほしい。
なんてことは無茶なお願いだろうね、たぶん・・・叫び
それでも名目3%、実質2%はそう簡単に作れる数字ではないのでなんとか知恵を絞っていい方向に舵を切ってもらいたい。


不連続の日本経済/日本実業出版社

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「金」にちなんで最近やけに当りまくっているこちらのおっちゃん。
黄金分割を駆使した相場分析の大家である。
11月に向けて12000円にトライとみているようだ。
個人的にはなんだかしょぼい気もするがそれが現実的な想定なんだろうなぁ。
やっぱ20000円はむりか・・・・べーっだ!
それでも2014年の一服を挟んで2015年からはとてつもない大相場が待ち受けているというからたのもしい。
とにかく世界は黄金分割に支配されているの一点張りでせっせとチャート分析に精を出し、本来ファンダメンタルズなんて無視しているおっちゃんである。
セミナーでも そうなってるんだからしょうがないっ!
なんて豪快に言ってのける。
下世話な例えになるが競馬の予想でまず一着二着を一点決めてしまう、後からそれにまつわるデータを探し集めるといった感じに近い。
ちょっとあまりいいたとえとはいえないのでA4ちゃんには申し訳ないのですが、本書はとても丁寧にわかりやすくその裏付けが語られている。
なかでも激しく同意できるのはアメリカの復権。
シェールガス・シェールオイルによって21世紀も強いアメリカが覇権を握るとのみたて。
エネルギー戦略が劇的に変わりエネルギー輸出国になるかもしれない。
もはや石油を輸入にたよることはない。
中東をほったらかしにしているのはそのあらわれのように思える。
目先は財政の崖の問題があったりしてやや波乱含みだが、住宅バブルの後始末もどうやら終わりに近づいてきているようでもある。
アメリカの底力はこれから見せつけられるかもしれない。

なにわともあれことしもありがとうございました。
来年も素晴らしい相場が展開されること、そしてみなさまが最高のパフォーマンスを生み出せることをこころよりお祈り申し上げます。

次郎DASH!